🖥️ Node-RED Windows 11 インストールガイド

このガイドでは、Windows 11にNode-REDをインストールする手順を、初心者の方でも迷わないように詳しく説明します。

📋 このガイドの対象環境

📚 目次

📦 0. 事前準備と確認事項

🔧 必要な環境

💻

Windows 11/10

64ビット版を推奨

🌐

インターネット接続

ダウンロードに必要

👤

管理者権限

インストール時に必要

💾

空き容量 500MB以上

Node.js + Node-RED

📊 インストールの流れ

① Node.js
インストール
② npm で
Node-RED導入
③ Node-RED
起動
④ ブラウザで
アクセス

💡 Node.jsとは?

Node.jsは、JavaScriptをパソコン上で実行するための環境です。Node-REDはNode.js上で動作するため、まずNode.jsのインストールが必要です。Node.jsをインストールすると、npm(Node Package Manager)というツールも一緒にインストールされます。npmを使ってNode-REDをインストールします。

📥 1. Node.jsのインストール

💡 2つのダウンロード方法

Node.jsは以下の2つの方法でダウンロードできます。初心者の方には方法A(直接ダウンロード)をお勧めします。

方法A: 直接ダウンロード(推奨・簡単)

1

インストーラーを直接ダウンロード

以下のボタンをクリックすると、Windows用のNode.js LTS版インストーラーが直接ダウンロードされます。

⬇️ Node.js v24 LTS (Windows 64bit) をダウンロード

※ 上記リンクは v24.13.0 LTS です。最新版は公式ダウンロードページで確認してください。

📋 方法B: 公式サイトからダウンロード(クリックで展開)
  1. Node.js公式サイトにアクセス

    https://nodejs.org/en を開きます。

  2. 「Get Node.js®」ボタンをクリック

    トップページの「Get Node.js®」ボタンをクリックすると、ダウンロードページに移動します。

  3. バージョンを選択

    ダウンロードページ上部のドロップダウンメニューで 「v24.x.x (LTS)」 が選択されていることを確認します。

    ※ デフォルトでLTS版が選択されています

  4. インストール方法を選択

    ページには複数のインストール方法が表示されます。Windows初心者の方は、ページ下部の 「Prebuilt Installer」 セクションから .msi ファイルをダウンロードしてください。

💡 LTS版を選ぶ理由

LTS(Long Term Support)版は、安定性が高く、長期間サポートされるバージョンです。最新機能版(Current)より安定しているため、初心者の方にはLTS版を強くお勧めします。

2

インストーラーを実行

ダウンロードした node-v24.13.0-x64.msi ファイルをダブルクリックして実行します。

📁

ダウンロードフォルダにある .msi ファイルをダブルクリック

3

インストールウィザードに従う

表示されるウィザードに従ってインストールを進めます。基本的にはデフォルト設定のまま「Next」をクリックしていけばOKです。

  1. Welcome画面: 「Next」をクリック
  2. License Agreement: 「I accept...」にチェックして「Next」
  3. Destination Folder: そのまま「Next」(インストール先を変更したい場合は変更)
  4. Custom Setup: そのまま「Next」
  5. Tools for Native Modules: チェックは入れなくてOK(後から必要に応じてインストール可能)
  6. Ready to install: 「Install」をクリック

⚠️ 管理者権限のダイアログ

「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」というダイアログが表示されたら、「はい」をクリックしてください。

4

インストール完了を確認

「Completed」と表示されたら「Finish」をクリックしてインストール完了です。

確認作業: PowerShellまたはコマンドプロンプトを開いて、以下のコマンドを実行してバージョンを確認します。

PS C:\Users\YourName> node --version v24.13.0 PS C:\Users\YourName> npm --version 11.3.0

💡 PowerShellの開き方

  1. キーボードで Win + X を押す
  2. 表示されたメニューから「ターミナル」または「Windows PowerShell」を選択

または、スタートメニューで「powershell」と検索して開くこともできます。

✅ Node.jsのインストール完了!

バージョン番号が表示されればNode.jsのインストールは成功です。次はNode-REDをインストールしましょう。

🔴 2. Node-REDのインストール

1

PowerShellを開く

PowerShell(またはコマンドプロンプト)を開きます。管理者権限は不要です。

2

Node-REDをインストール

以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。

npm install -g --unsafe-perm node-red

📌 コマンドの意味

  • npm install - npmを使ってパッケージをインストール
  • -g - グローバルインストール(どこからでも使えるようにする)
  • --unsafe-perm - 権限関連の問題を回避するオプション
  • node-red - インストールするパッケージ名
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インストール完了を待つ

インストールには数分かかることがあります。進行状況が表示され、最後に以下のようなメッセージが表示されれば成功です。

added XXX packages in XXs

⚠️ WARN メッセージについて

インストール中に「WARN」(警告)メッセージが表示されることがありますが、多くの場合は問題ありません。「ERR!」(エラー)が表示されなければ成功です。

✅ Node-REDのインストール完了!

これでNode-REDがインストールされました。次は実際に起動してみましょう。

🚀 3. Node-REDの起動と確認

1

Node-REDを起動

PowerShellで以下のコマンドを実行します。

node-red

起動すると、以下のようなメッセージが表示されます。

Welcome to Node-RED =================== XX Jan XX:XX:XX - [info] Node-RED version: v4.1.x XX Jan XX:XX:XX - [info] Node.js version: v24.13.0 XX Jan XX:XX:XX - [info] Windows_NT 10.0.22631 x64 LE XX Jan XX:XX:XX - [info] Loading palette nodes XX Jan XX:XX:XX - [info] Settings file : C:\Users\YourName\.node-red\settings.js XX Jan XX:XX:XX - [info] Context store : 'default' [module=memory] XX Jan XX:XX:XX - [info] User directory : C:\Users\YourName\.node-red XX Jan XX:XX:XX - [warn] Projects disabled : editorTheme.projects.enabled=false XX Jan XX:XX:XX - [info] Flows file : C:\Users\YourName\.node-red\flows.json XX Jan XX:XX:XX - [info] Creating new flow file XX Jan XX:XX:XX - [info] Server now running at http://127.0.0.1:1880/ XX Jan XX:XX:XX - [info] Starting flows XX Jan XX:XX:XX - [info] Started flows

📌 重要なポイント

  • Server now running at http://127.0.0.1:1880/ が表示されればOK
  • このウィンドウは閉じないでください(閉じるとNode-REDが停止します)
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ブラウザでアクセス

Webブラウザ(Edge, Chrome, Firefoxなど)を開き、アドレスバーに以下のURLを入力してアクセスします。

http://localhost:1880

または、以下のリンクをクリックしてください。

🔴 Node-REDエディタを開く

3

エディタ画面を確認

🎨

Node-REDエディタ画面

左側: ノードパレット / 中央: フローエディタ / 右側: 情報パネル

この画面が表示されれば、Node-REDのインストールと起動は成功です!

🎉 おめでとうございます!

Node-REDが正常に起動しました。これで、ビジュアルプログラミングを始める準備が整いました!

🛑 Node-REDを停止するには

Node-REDを停止するには、起動したPowerShellウィンドウで Ctrl + C を押します。

✨ 4. 初めてのフロー作成

Node-REDが起動できたら、簡単なフローを作成して動作を確認してみましょう。

1

Injectノードを配置

左側のパレットから 「inject」 ノード(水色)を中央のキャンバスにドラッグ&ドロップします。

2

Debugノードを配置

同様に 「debug」 ノード(緑色)をキャンバスに配置します。

3

ノードを接続

Injectノードの右側の丸い端子から、Debugノードの左側の端子にドラッグして線で接続します。

💉 inject ―――→ 🐛 debug
4

デプロイ

右上の 「デプロイ」 ボタン(赤いボタン)をクリックして、フローを有効化します。

5

フローを実行

Injectノードの左側にある四角いボタンをクリックすると、メッセージが送信されます。

右側のデバッグタブ(虫のアイコン)に、タイムスタンプが表示されれば成功です!

💡 このフローの動作

これが Node-RED の基本的な動作です。様々なノードを組み合わせて、より複雑な処理を作成できます。

⚙️ 5. 自動起動の設定(オプション)

Windows起動時にNode-REDを自動的に起動したい場合は、タスクスケジューラを使用します。

📋 タスクスケジューラでの設定方法(クリックで展開)
  1. タスクスケジューラを開く

    スタートメニューで「タスク スケジューラ」と検索して開きます。

  2. 「タスクの作成」を選択

    右側のメニューから「タスクの作成...」をクリックします。

  3. 全般タブの設定
    • 名前: Node-RED
    • 「ユーザーがログオンしているときのみ実行する」を選択
  4. トリガータブの設定
    • 「新規」をクリック
    • 「タスクの開始」を「ログオン時」に設定
    • 「OK」をクリック
  5. 操作タブの設定
    • 「新規」をクリック
    • 操作: 「プログラムの開始」
    • プログラム/スクリプト: C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\npm\node-red.cmd
    • 「OK」をクリック
  6. タスクを保存

    「OK」をクリックしてタスクを保存します。

⚠️ 注意

<ユーザー名> の部分は、実際のWindowsユーザー名に置き換えてください。

📋 PM2を使用した方法(上級者向け)

PM2はNode.jsのプロセスマネージャーで、自動再起動などの機能を提供します。

# PM2をインストール npm install -g pm2 # Node-REDをPM2で起動 pm2 start node-red # Windows起動時に自動起動を設定 pm2 startup pm2 save

PM2の詳細は PM2公式サイト を参照してください。

🔧 6. トラブルシューティング

症状 原因 解決方法
node コマンドが認識されない Node.jsのパスが環境変数に設定されていない
  1. コマンドプロンプトを一度閉じて再度開く
  2. それでも直らない場合はPCを再起動
npm コマンドでエラーが発生 ネットワーク接続の問題、またはnpmキャッシュの破損 npm cache clean --force を実行後、再度インストール
Node-REDが起動しない ポート1880が他のアプリケーションで使用中 node-red -p 1881 で別のポートで起動
ブラウザでアクセスできない ファイアウォールでブロックされている Windowsファイアウォールの設定でNode.jsを許可
「EACCES」エラーが表示される 権限の問題 管理者権限でPowerShellを開いて再実行
日本語が文字化けする コンソールの文字コード設定 PowerShellで chcp 65001 を実行してUTF-8に変更
🔍 Node-REDのログを確認する方法

問題が発生した場合、ログを確認すると原因がわかることがあります。

起動時のログ

Node-REDを起動したコンソールにログが表示されます。

ユーザーディレクトリの場所

Node-REDの設定ファイルやフローは以下の場所に保存されます:

C:\Users\<ユーザー名>\.node-red\

このフォルダには以下のファイルがあります:

  • flows.json - 作成したフロー
  • settings.js - Node-REDの設定ファイル
  • package.json - インストールしたノードの情報

🗑️ 7. アンインストール方法

Node-REDやNode.jsをアンインストールする場合は、以下の手順に従います。

📋 アンインストール手順(クリックで展開)

Node-REDのアンインストール

npm uninstall -g node-red

Node.jsのアンインストール

  1. 「設定」→「アプリ」→「インストールされているアプリ」を開く
  2. 「Node.js」を検索
  3. 「アンインストール」をクリック

ユーザーデータの削除(任意)

作成したフローなどのデータを完全に削除する場合:

# ユーザーデータフォルダを削除 Remove-Item -Recurse -Force $env:USERPROFILE\.node-red

⚠️ 注意

ユーザーデータを削除すると、作成したフローやインストールしたノードがすべて削除されます。必要な場合は事前にバックアップを取ってください。

📚 8. 次のステップ

Node-REDのインストールが完了したら、以下のリソースで学習を進めましょう。

🎓 学習リソース

📦 おすすめの追加ノード

Node-REDのパレットマネージャー(右上メニュー →「パレットの管理」)から、以下のノードをインストールするとダッシュボード画面を作成できます:

@flowfuse/node-red-dashboard

Webブラウザで表示できるダッシュボード(Dashboard 2.0)を作成するためのノード集です。グラフ、ゲージ、ボタン、スライダーなど、様々なUIウィジェットが含まれています。

インストール方法: パレットの管理 → ノードを追加 → 「@flowfuse/node-red-dashboard」で検索 → インストール

💡 次に学ぶべきトピック

🚀 準備完了!

Node-REDの世界へようこそ!ビジュアルプログラミングで、IoTアプリケーションや自動化システムを作成してみましょう。


📗 追加リソース

このガイドは2025年1月時点の情報に基づいています。
最新の情報は公式ドキュメントを参照してください。

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